大学入試での「主体性」評価見直しへ 萩生田文科相

日本経済新聞20200221より
大学入試での「主体性」評価見直しへ 萩生田文科相

萩生田光一文部科学相は21日の閣議後記者会見で、2020年度の大学入試改革で各大学に求めている受験生の主体的に学ぶ態度の評価について、方法を見直す考えを示した。高校での学習や部活動などの記録を電子化し、各大学に入試で考慮してもらう計画だったが、高校教員の負担増などが指摘されているため。3月から有識者会議で議論を始める。
これまで文科省は一般入試を含めた入試で、筆記試験だけでなく「主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度」の評価を進めるとしてきた。
このため高校教員が受験生の成績や部活動、ボランティア活動などを記入する調査書を拡充する予定で、22年度には電子化を計画。受験生が自分の学習や活動について書き込み、各大学にオンラインで提出できるシステムも委託事業として開発した。
一方で高校現場からは教員の負担増や、留学経験などがより評価されることで家庭の経済状況の差が入試に影響してしまうとの指摘が出てきた。大学が多数の受験生の主体性を評価するのは簡単ではない。・・・・・・・・・・・・・・・

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関係者によると、高校生の部活動やボランティアの活動などを記録し、入試に活用できるサイト「ジャパンe―ポートフォリオ」(JeP)の見直しも議論されるという。