京都新聞 大学の授業再開「悩ましい」割れる対応 教室かオンラインか、感染防止で苦慮

京都新聞20200608 10:30より
大学の授業再開「悩ましい」割れる対応 教室かオンラインか、感染防止で苦慮

新型コロナウイルス対策の休業要請の解除を受け、京都府内の一部の大学で、通常授業の再開に向けた動きが出始めた。京都教育大(京都市伏見区)が2日にほぼ全面的に再開したほか、オンラインから段階的に教室での授業に戻す大学もある。一方、前期の授業を学内で行わない大学は多く、感染拡大への懸念が依然として残っている。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・教員養成系の京教大は、教育実習や学校訪問などの実地教育や実技を伴う授業が多い。そのため学生のマスク着用の徹底や消毒液の設置など対策した上で、オンライン授業を一部で残しながら早期に通常の形に戻した。
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通常授業を段階的に再開するのは京都先端科学大(右京区)。入学したばかりの1年生や卒業を控える4年生の一部のゼミを11日から対面で行う。京都医療科学大(南丹市)も一日に通学する学生数が少なくなるよう工夫して15日から再開する。
一方、同志社(上京区)、立命館(中京区)、京都産業(北区)、龍谷(伏見区)の各大学は、夏までの前期は原則的にオンラインで授業を行う。「帰省中の学生もおり、大規模な移動を伴う通常授業の再開は難しい」(同大)や「3万人を超える学生がおり、まだ安心して教室で授業できる状況ではない」(立命大)などが理由。京都大(左京区)もオンラインを中心とするが、状況に応じて再開の可能性はあるとしている。