共通テスト延期しない方針 1月16、17日実施へ

MSNニュース 共同 20200611  11:09
共通テスト延期しない方針 1月16、17日実施へ

新型コロナウイルス感染症による休校が続き、延期論もあった大学入学共通テストについて、文部科学省が予定通り来年1月16、17日に実施する方向で調整に入ったことが11日、関係者への取材で分かった。全国高等学校長協会を通じ、各高校から意見を聴取。予定通り実施を求める意見が多く、大学側からも個別試験に影響するとして延期に慎重な声が出ていることを踏まえた。
高校、大学側と協議して結論を出し、6月中に公表する「大学入学者選抜実施要項」で示す方針。ただ、感染が爆発的に拡大した場合は、改めて延期を含む対応を検討する。共通テストは大学入試センター試験の後継。

 

日本経済新聞記事 20200611から 一部抜粋

2021年度の入学者を選抜する大学入試を巡り、文部科学省が全国の高校を対象にしたアンケートで、予定通りの日程での実施を求める意見が多かったことが10日、関係者への取材で分かった。新型コロナウイルスの影響による長期休校で学習の遅れが出ていることから、入試日程を繰り下げる案が浮上していた。同省は高校や大学などの意向を踏まえ、例年通りの日程での実施も視野に慎重に検討を進める。
同省は11日、来年の入試日程などについて高校や大学と協議する会合を開く。ここで出た意見などをもとに、大学入学共通テスト(20年までは大学入試センター試験)を含む大学入試全体の選抜方法の指針をまとめ、6月中に「大学入学者選抜実施要項」として示す方針だ。
会議に先立ち、同省は2日から全国高等学校長協会を通じて▽入試日程を全体的に遅らせる▽出題範囲を限定する――などが必要かどうか、全国の高校にアンケートした。関係者によると、感染者が少ない地域や私立の高校では従来通りの時間割をこなしている学校も多く、全国一律での日程延期に慎重な声が大勢を占めた。