共通テスト「第2日程」 最大10万人分確保へ 文科相

日本経済新聞20200807より
共通テスト「第2日程」 最大10万人分確保へ 文科相

新型コロナウイルスへの対応として設けた2021年1月の大学入学共通テストの第2日程について、萩生田光一文部科学相は7日の閣議後の記者会見で「最大10万人が受験できる受け皿を用意する」と述べた。文科省の調査では約3万2千人が受験を希望していたが、学習の遅れなどから希望者が増える可能性を想定して準備を進める。

第2日程の会場は全都道府県に設置することになっている。萩生田氏は離島やへき地の受験生にも配慮する必要があるとして、北海道などを念頭に複数の会場を確保する可能性に言及。全国の大学に会場確保への協力を呼びかけた。

文科省が7月に全国の高校を通じて現役生の意向を調査したところ、第1日程は約43万1千人、第2日程は約3万2千人が希望した。萩生田氏は「現時点で第1日程を希望する受験生でも、学習状況や病気などのために第2日程を受ける場合もありえる」と指摘した。

共通テストの第1日程は1月16、17日に実施し、第2日程はその2週間後にある。第1日程に申し込んだ受験生は病気や事故などやむを得ない場合、第2日程での受験が可能。第2日程を希望した現役生は、学校長が休校に伴う学習の遅れがあると判断された場合に受けられる。