修学旅行のキャンセル料、市が負担 開催判断ぎりぎりでも保護者負担なしに

京都新聞20200824より
修学旅行のキャンセル料、市が負担 開催判断ぎりぎりでも保護者負担なしに

京都府南丹市は、新型コロナウイルスの感染拡大で小中学校の修学旅行が中止となった場合、キャンセル料を負担する。保護者の負担がないようにするとともに、旅行開催の可否をぎりぎりまで判断できるようにする。先月末の臨時市議会で可決された2020年度一般会計補正予算に1900万円を盛り込んだ。

旅費は1人数万円で、催行日直前に中止となった場合、旅行業者にキャンセル料として旅費の全額を支払うことになり、保護者に返還されないとの不安の声が上がっていた。

全国的に感染拡大する中、修学旅行先として予定する地域などの感染状況がどのようになるかは見通しづらい。市はキャンセル料を公費で負担するようにして、保護者の経済的負担をなくし、中止するか否かの見極めを直前までできるようにする。

市内のある中学校長は「生徒に感染者が出て中止した場合に、キャンセル料として旅行費が全額没収されれば、感染した生徒や関係者に批判が集中する懸念があった」と指摘し、「公費負担はとてもありがたい」と話す。

京丹波町と、すでに修学旅行の中止を決めた亀岡市もキャンセル料の負担を検討している。