はやぶさ2に採用された日の丸技術 

はやぶさ2に日の丸技術 自動運転や砂の採取  掲載記事より

日本経済新聞20100711より
はやぶさ2、2度目の着陸成功 小惑星の砂採取

宇宙航空研究開発機構(JAXA)の探査機「はやぶさ2」が11日、小惑星「りゅうぐう」への2度目の着陸に成功した。地中の物質も世界で初めて採取できたとみられ、太陽系の成り立ちや生命の起源に迫れる。限られた予算の中で、小惑星探査という特定の分野であるが世界に先行した。国際協力が進む月探査計画など世界の宇宙開発で日本の存在感を高めることにつながる。

今回示した技術力と信頼性の高さは、大きく変わりつつある宇宙開発の勢力図にも影響を与える。世界の宇宙開発では、月や火星といった天体を目指す動きが急だ。官から民への流れが強まり、民間企業の参入も相次ぐ。他国や企業と協力関係を築くのに、技術力が以前にも増して重要な意味を持つ。
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世界に先行したのが初代「はやぶさ」や、はやぶさ2による小惑星探査だ。
小惑星探査は月や火星の探査に比べて地味な印象だが、はやぶさ2の自動運転やカメラの画像処理技術などは幅広い応用が期待できる。
海外では民間企業を巻き込み、水や金属といった資源を小惑星から回収する計画がある。米航空宇宙局(NASA)の探査機「オシリス・レックス」も別の小惑星「ベンヌ」へ到着し、着陸を準備中。NASAはJAXAに着陸のノウハウなどで協力を求めた。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・