指定国立大学法人、文部科学省が7校目に一橋大学を追加

告示【文部科学省】第3期中期目標期間における指定国立大学法人の追加指定について

大学ジャーナルONLINE20190910より

文部科学省は世界最高水準の教育研究活動展開を目指す指定国立大学法人に一橋大学を追加した。東北大学、東京大学、京都大学、東京工業大学、名古屋大学、大阪大学に次ぐ7校目で、資産運用の規制などが緩和され、研究成果を活用した株式会社の設立などが認められる。
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指定国立大学法人は2016年、文科省が要件を満たした大学の応募を受け付け、全国7の国立大学法人が申請していた。一橋大学の追加で全7校が指定を受けたことになる。

文部科学省告示より

我が国の人文社会科学分野において教育研究の卓越性を誇る大学であり、自らの強みと弱みを的確に分析した上で、戦略的重点化領域(「経済学」、「経営学」、「会計学・ファイナンス」、「政治学・国際関係」)を設定し、新規教員を重点的に配置するなど、研究力強化のための具体的な戦略が策定されている。研究成果を社会に還元するための国内外への発信については、社会科学高等研究院における分野横断・社会課題別のプロジェクト研究の活性化による研究成果の発信強化に取り組むこととしており、取組の進捗が期待される。
人材育成・輩出の取組については、英語によるゼミナールを組み合わせる「デュアル・ゼミナール制度」の導入やMBAプログラムについて、ビジネス教育の国際的な認証であるAACSB取得によるグローバル基準に対応した教育を充実させるなどの取組の強化が見込まれる。
財務基盤の強化について、明確な目標設定がなされている。国内外の同窓会を中心とした同窓生との連携強化や教育プログラムの充実による収入を含め、社会の支援を得られる仕組みの構築が期待される。
構想の充実・高度化を図る上で、「ソーシャル・データサイエンス学部」を新設することとしており、人文社会科学と科学技術イノベーションの連携に向けた取組が見込まれる。